ウェビナー概要

今年の夏も史上最高の気温を更新し、世界では気候災害が相次ぎ、日本各地でも豪雨や台風の災害が多く発生しました。ますます激甚化する気候変動に対応するため、昨年のCOP28では、自然エネルギーを2030年までに3倍にすることが国際的な目標となりました。

日本では現在、エネルギー政策の大元となる、エネルギー基本計画の改訂が行われています。日本も自然エネルギーの導入を本格的に進める必要があり、エネルギー基本計画で自然エネルギーの目標を高く設定することが非常に重要になってきます。

今回のウェビナーでは3名の講師をお呼びし日本の現状を整理した後、自然エネルギーの課題としてよくあげられる3つのポイント「日本にポテンシャルはあるのか?」「自然エネルギーを安定的に供給できるのか?」「コストが高いのではないか?」など、多角的にこれらの課題について検討します。

プログラム

開催挨拶(5分)

講演① 自然エネルギーへの誤解を解く 自然エネルギーは自給率を高め、地方を創生する鍵となる(15-20分)
公益財団法人自然エネルギー財団 シニアマネージャー 高瀬香絵さん【資料】

講演② 中長期における再エネ導入の絵姿と可能性について~シナリオとポテンシャルを俯瞰する~(15-20分)
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)第1自然保護室 気候・エネルギーグループ オフィサー 市川大悟さん【資料】

講演③ 海外から見た日本の脱炭素・再エネ政策(20-25分)
特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)主任研究員/ストラスクライド大学 アカデミックビジター 安田陽さん【資料】

ディスカッション&質疑応答 自然エネルギーの3大疑問を解く(40分)
進行:特定非営利活動法人 気候ネットワーク 桃井貴子さん

閉会挨拶(5分)