概要:

「永続地帯(Sustainable Zone)」とは、倉阪秀史(千葉大学人文社会科学研究科教授)が提唱した概念で、ある区域において分散的に得られる資源によって、その区域におけるエネルギー需要と食糧需要のすべてを賄うことができる区域のことです。この区域内で産出されるエネルギー及び食糧が数値の上で需要量を上回っていればよく、完全に区域内で消費(自給自足)している必要はないものとします。

永続地帯研究会:

「永続地帯研究会」は、「永続地帯」概念を具体化するために、千葉大学公共研究センターと特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所(ISEP)による共同研究組織として、2005年度末に発足しました。現在は、千葉大学人文社会科学研究科倉阪研究室とISEPの両組織の研究者に加えて、様々なエネルギー分野の専門家が参加しており、主に日本国内を対象とした「エネルギー永続地帯指標」の試算と公表を行っています。

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