10月5日、自然エネルギー100%プラットフォームは、「地域の脱炭素化・自然エネルギー100%への取組み」と称したセミナーをオンラインで開催しました。
▶イベントページ:https://go100re.jp/3151
本イベントページ上に、当日の資料および動画を掲載しております。
ウェビナー開催報告
本ウェビナーでは、自然エネルギー100%社会を目指すにあたり避けては通れない、需要側(エネルギーを使う側)の取組を、様々な側面から紹介しました。
東京大学大学院 工学系研究科建築学専攻 前真之先生からは、「健康省エネ住宅のすすめ」として、電気代が高騰している中で住宅の省エネ・太陽光発電システム設置に意義があることを、日本の政策の流れも踏まえてご紹介頂きました。太陽光発電に関して「パネルは消火が難しいのか?」「パネルリサイクルの問題は?」等のよくある質問についても、前先生が実際に担当者に問い合わせた様子もご紹介されています。
公益財団法人 自然エネルギー財団 シニアマネージャー 西田裕子様からは、「需要から考える2050カーボンニュートラル」として、「建築」「電化」「デマンドレスポンスの進展」などがカーボンニュートラルにどう資するか長期的・全体的な視点から解説を頂きました。各部門が何にどのように重点を置いていくべきか全体像を把握することが出来るご講演でした。
パネルディスカッション「もとがとれる省エネの実践」では3名の方にご登壇頂き、民間や公共施設の取組を紹介頂きました。
スマートシティ企画株式会社の那須原様には、ゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)の意義と事例を、備前グリーンエネルギー株式会社の山口様には具体的な公共施設ZEB化の事例として福岡県久留米市環境部庁舎を、株式会社大川印刷の横山様にはCO2ゼロ印刷を達成した大川印刷の取組をご紹介頂きました。
当日の動画
当日の動画はCAN JapanのYoutubeチャンネルで公開しております。
当日ご参加されなかった方・ウェビナーを見直したい方も、以下のリンクからぜひご覧ください。動画の概要欄から、テーマごとの発表時間に飛ぶことも可能です。
▶当日の動画:https://youtu.be/ZxBoI6NlLGQ
今年度自然エネルギー100%プラットフォームでは、再エネ100%を目指すための多角的な視点による解決策をテーマに連続ウェビナーを開催いたします。次回の詳細が決まりましたらまたお知らせいたしますので、ぜひ今後もお楽しみにくださいませ。
過去のウェビナーの動画・関連するレポートなどはこちら