1月19日、自然エネルギー100%プラットフォームは、「地域の一次産業の課題と自然エネルギーの可能性」と称したセミナーをオンラインで開催しました。
▶イベントページ:https://go100re.jp/3395
本イベントページ上に、当日の資料および動画を掲載しております。
ウェビナー開催報告
本ウェビナーでは、農業・林業・漁業といった一次産業と、自然エネルギーの共生と連携の可能性を探りました。
千葉エコ・エネルギー株式会社の馬上さんからは、同社のソーラーシェアリングの取組についてご紹介頂きました。特に農業におけるエネルギー問題という視点から見たソーラーシェアリングの役割は新鮮で、気候変動の適応策として遮光環境が活かせること、将来燃料供給インフラ維持が限界を迎える中での農業の電化の必要性に関して、説得力のあるお話を頂きました。
自然エネルギー財団の相川さんからは、残材をバイオマス燃料として使うことで林業が得られる経営上のメリットと、バイオマスがカーボンニュートラルではないという意見への丁寧な構造の掘り下げをしていただきました。炭素の「除去ポンプ」としての森林・木材利用が果たせる役割という視点も共有頂きました。
東邦大学講師の竹内さんからは、洋上風力と地域の共生に関して、合意形成や再エネ推進に向けた参加の機会創出に関してご紹介いただいた上で、五島市の事例を挙げて頂きました。五島市では、分野別の協議会を設立し、ステークホルダーと協働して取り組むことで信頼関係を構築したとのことです。
当日の動画はCAN JapanのYoutubeチャンネルで公開しております。
当日ご参加されなかった方・ウェビナーを見直したい方も、以下のリンクからぜひご覧ください。動画の概要欄から、テーマごとの発表時間に飛ぶことも可能です。
▶当日の動画:https://youtu.be/aGzd2u2K7Hc
過去のウェビナーの動画・関連するレポートなどはこちら