英シンクタンクEmberは、5月18日に日本の風力に関するレポート『Japan’s missing piece of clean power』を発表しました。
このレポートでは、日本の現在の電力計画と、電力部門の脱炭素化に向けて今年発表された2つの調査(※)を比較したうえで、さらにG7諸国の計画と比較しています。レポートは「日本の風力発電、特に洋上風力発電に消極的な姿勢によって電力部門の脱炭素化が阻まれている」と述べています。 Read More
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本イベントページ上に、当日の資料および動画を掲載しております。 Read More
2022年はロシアのウクライナ侵攻に伴う世界的な化石燃料価格の高騰がエネルギー市場に多大な影響を与え、エネルギー危機が現実のものになりました。その中で、昨年2022年の自然エネルギーの成長は加速し続けており、2022年末までには太陽光発電の累積の設備容量は1000GW(ギガワット, 1GW=100万kW=原発1基分)に達して、1TW(テラワット)の領域に入りました※1。
風力発電も累積で設備容量が900GWを超えたとされ、太陽光と合わせると約2TWに達しています。2022年の新規導入量は、太陽光が約190GW、風力発電が約80GWとなり、太陽光と風力と合わせた年間導入量は約270GWに達して、前年の約250GWを超えて過去最高になりました。ここでは、それらの国別の内訳を見ていきたいと思います。 Read More
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※IRENAおよびGWEC等の最新レポートに基づき、データを修正しました(2023年4月)。
2022年はロシアのウクライナ侵攻に伴う世界的な化石燃料価格の高騰がエネルギー市場に多大な影響を与え、エネルギー危機が現実のものになりました。一方で、新型コロナウィルスの影響からの世界経済の回復により、世界全体のCO2排出量は増加し、パンデミック前の水準に戻っています※1。
その中で、昨年2022年の自然エネルギーの成長は加速し続けており、2022年末までには太陽光発電の累積の設備容量は1000GW(ギガワット, 1GW=100万kW=原発1基分)に達して、ついに1TW(テラワット)の領域に入りました。風力発電も900GWを超えたと推計され、合わせると約2TWとなり、原子力発電の設備容量(約400GW)の約5倍に達しています(図1)。 Read More