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【ウェビナー】地域の脱炭素化・自然エネルギー100%への取組み(2022年8月30日)

By イベント
気候変動の影響が激甚化し、脱炭素への国際的な流れがますます大きくなり、昨今の情勢ではエネルギーの安全保障やエネルギー自給といった面から自然エネルギーの価値が再確認されています。
一方で、国内では電力価格高騰による再エネ新電力への打撃や再エネへの反対運動、原発・火力回帰などの動きもみられ、日本の再エネ普及の歩みは早いとは言えません。このような状況で、どのように地域と調和しつつ再エネ100%を目指し、脱炭素社会を達成していくべきなのでしょうか?
今年度のウェビナーでは、脱炭素に先進的な地域ではどのような取り組みが行われているのか、化石燃料価格・電力市場価格高騰下での対応やFIT切れの再エネ活用策として何が考えられるのか、再エネとセットとなる省エネを地域でどのように進めていくのか、再エネ100%を目指すための多角的な視点による解決策を探ります。 Read More

エネルギー永続地帯からみる日本の自然エネルギー100%地域

By データ
都道府県や市町村別などの地域毎に評価することで、より大きな割合で自然エネルギーを供給している地域を見出し、自然エネルギーにより持続可能な地域を将来に渡り増やしていくことが重要です。そのため、2007年から毎年、「永続地帯研究会」(千葉大学倉阪研究室と環境エネルギー政策研究所(ISEP)の共同研究)として日本国内の地域別の自然エネルギー供給の現状と推移を明らかにしてきています[1]Read More

さらなる普及に至るか 地熱発電をとりまく制度変更と課題

By ニュース
日本の地熱開発状況と課題:

脱炭素社会の実現に向けて、昨年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画。2030年46%削減の目標達成に向けて、残すところあと10年を切るなかで、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の普及拡大に向けた動きが加速している。主力となる太陽光や風力、とくにコーポレートPPAを活用した太陽光や洋上風力の導入拡大に注目が集まるなか、今後の普及拡大に俄かに期待が集まりつつあるのが、地熱発電である。

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“脱炭素地域に向けた自然エネルギーの進め方”~自然エネルギーの持続可能性を考える連続ウェビナー(総集編)~(3/3)

By イベント
本ウェビナーは昨年3回に渡って開催した、自然エネルギーの持続可能な普及を目指して、その在り方を学ぶための連続ウェビナーの総集編です。3回のウェビナーで紹介した知見を振り返りつつ、その中で共通の課題として挙げられた、土地利用の在り方についての議論を整理して今後の取り組みの方向性についてお話をします。
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自然エネルギー100%を目指すデンマークの知見~電力システムの柔軟性の発展

By ニュース
デンマークでは、2030年までには年間電力消費量に対して自然エネルギー100%を目指すことが目標になっており、さらに2050年までの長期目標として脱化石燃料や全エネルギー消費に対して自然エネルギー100%を目指している。デンマークの電力システムにおいては、2020年の段階ですでに風力を中心としたVRE(変動性自然エネルギー)の割合が50%を超えており、VREの割合が比較的高い欧州各国の中でも最も高いレベルとなっている。この経験を活かすことが欧州各国、ひいては世界各国での自然エネルギー導入に対してとても有効な取り組みになっている。

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1.5度未満を実現する世界の自然エネルギー100%シナリオ

By シナリオ, ニュース
世界の平均気温の上昇を1.5度未満に抑えるための温室効果ガス排出量の削減が、2020年からスタートした気候変動に対応する国際的な枠組みであるパリ協定の重要な目標となっています。この目標達成に向けて世界各国は、NDC(国が決定する貢献)とパリ協定に基づく長期戦略をすでに国連に提出していましたが、この11月にイギリスで開催されたCOP26に向けて各国で見直しが行われました。2050年までのカーボンニュートラルはもちろん、特に2030年の削減目標については、EUが55%以上の削減、米国が50-52%削減とするなど、多くの国で従来の目標を引き上げています。最大排出国である中国も、2030年までに排出のピークを達成し、2060年までにカーボンニュートラルを達成するよう努力するとしました。日本は、10月下旬に閣議決定された第6次エネルギー基本計画[1]と地球温暖化対策計画[2]に基づく、NDCおよび長期戦略を提出しており、2050年カーボンニュートラルを前提に、2030年46%削減(2013年比)さらに50%の高みに向けて挑戦するとしています。

[1] 第6次エネルギー基本計画(2021年10月22日閣議決定)
[2] 地球温暖化対策計画(2021年10月22日閣議決定) 

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