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化石燃料の高騰に対して低下する自然エネルギーのコスト

By ニュース
コロナ禍が続くなか、2021年には経済活動は世界的に急速な回復傾向にありましたが、その影響で化石燃料などの資源価格が上昇し、電力価格の高騰が引き起こされました。その後のロシアによるウクライナ侵略により、欧州を中心にさらなるエネルギー危機に見舞われています。日本国内を含めて国際的な天然ガスの需給ひっ迫により2021年秋以降、電力価格が高騰しています。それまで平均して10円/kWhを下回っていたスポット市場価格が、3倍以上の月平均で30円/kWhを超えるほどになっているのです。 Read More

ウェビナー開催報告「地域の脱炭素化・自然エネルギー100%への取組み」

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 8月30日、自然エネルギー100%プラットフォームは、「地域の脱炭素化・自然エネルギー100%への取組み」と称したセミナーをオンラインで開催しました。

・イベントページ:https://go100re.jp/3059

本イベントページ上に、当日の資料および動画を掲載しております。 Read More

再エネのよくある質問・疑問でモヤモヤしているあなたのためのQ&A

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7月15日、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン主催のウェビナーが開催されました。環境エネルギー政策研究所(ISEP)理事の松原弘直さんと、NPO法人 上田市民エネルギー理事長の藤川まゆみさんが温暖化対策のために再生可能エネルギーを導入していくことに関する疑問や不安の声に答えました。本プラットフォームでもそのお話の中からQ&Aの要点を抜粋して紹介いたします。
「再エネって問題があるんでしょ?」という疑問を持たれた方、周囲の人からそういう質問をされた方、ぜひご参考にしてみてください。 Read More

さらなる普及に至るか 地熱発電をとりまく制度変更と課題

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日本の地熱開発状況と課題:

脱炭素社会の実現に向けて、昨年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画。2030年46%削減の目標達成に向けて、残すところあと10年を切るなかで、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の普及拡大に向けた動きが加速している。主力となる太陽光や風力、とくにコーポレートPPAを活用した太陽光や洋上風力の導入拡大に注目が集まるなか、今後の普及拡大に俄かに期待が集まりつつあるのが、地熱発電である。

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自然エネルギー100%を目指すデンマークの知見~電力システムの柔軟性の発展

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デンマークでは、2030年までには年間電力消費量に対して自然エネルギー100%を目指すことが目標になっており、さらに2050年までの長期目標として脱化石燃料や全エネルギー消費に対して自然エネルギー100%を目指している。デンマークの電力システムにおいては、2020年の段階ですでに風力を中心としたVRE(変動性自然エネルギー)の割合が50%を超えており、VREの割合が比較的高い欧州各国の中でも最も高いレベルとなっている。この経験を活かすことが欧州各国、ひいては世界各国での自然エネルギー導入に対してとても有効な取り組みになっている。

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1.5度未満を実現する世界の自然エネルギー100%シナリオ

By シナリオ, ニュース
世界の平均気温の上昇を1.5度未満に抑えるための温室効果ガス排出量の削減が、2020年からスタートした気候変動に対応する国際的な枠組みであるパリ協定の重要な目標となっています。この目標達成に向けて世界各国は、NDC(国が決定する貢献)とパリ協定に基づく長期戦略をすでに国連に提出していましたが、この11月にイギリスで開催されたCOP26に向けて各国で見直しが行われました。2050年までのカーボンニュートラルはもちろん、特に2030年の削減目標については、EUが55%以上の削減、米国が50-52%削減とするなど、多くの国で従来の目標を引き上げています。最大排出国である中国も、2030年までに排出のピークを達成し、2060年までにカーボンニュートラルを達成するよう努力するとしました。日本は、10月下旬に閣議決定された第6次エネルギー基本計画[1]と地球温暖化対策計画[2]に基づく、NDCおよび長期戦略を提出しており、2050年カーボンニュートラルを前提に、2030年46%削減(2013年比)さらに50%の高みに向けて挑戦するとしています。

[1] 第6次エネルギー基本計画(2021年10月22日閣議決定)
[2] 地球温暖化対策計画(2021年10月22日閣議決定) 

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